めっきり肌寒くなりましたね。体調管理の難しい時期ですので皆様もお体ご自愛下さい。私も懐が寒くなっていますのでこの週末で暖かくしたいです。なお、今週は中央競馬が3日間開催で、毎日王冠は9日（日）、京都大賞典は10日（月）にそれぞれ開催されますのでご注意ください。
この記事では、競馬ファン歴20年以上の筆者が「中央競馬で行われるGⅠレース」を中心に、どの馬を選んで馬券を購入するか3頭を寸評付きでピックアップします。また別のレースでは、複勝コロガシにも挑戦します。
それでは予想いってみましょう！
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毎日王冠2022 ＆ 京都大賞典2022
毎日王冠とは
毎日王冠とは東京競馬場・芝1800ｍで行われるG2競走、1着の馬には天皇賞・秋への優先出走権が与えられます。また、ここからマイルチャンピオンシップへ向かう馬などもいて、実績馬が秋初戦のステップレースにすることが多く、「スーパーG2」なんて言われています。
私の世代にとってはやはり、今なお伝説として語られている1998年の第49回毎日王冠が忘れられません。その年の中山記念で重賞初勝利を飾るとＧ1宝塚記念まで重賞競走を5連勝、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いのサイレンススズカが迎えた秋初戦。
この世代を代表する名馬、エルコンドルパサーとグラスワンダーなどが出走する中、単勝1.4倍の1番人気に応え逃げ切り勝ちを収めました。このレースがサイレンススズカの最後の勝利となり、エルコンドルパサーが国内で唯一敗戦したレースでした。
京都大賞典とは
毎日王冠同様、1着馬には天皇賞秋への優先出走権が与えられ、天皇賞・秋、ジャパンカップ、有馬記念の秋の中長距離路線のビッグタイトルを見据える重要なステップレースです。
本来はその名の通り京都競馬場・芝2400ｍで行われるのですが、京都競馬場の改修工事の為、今年は阪神競馬場・芝2400ｍで施行されます。
歴代の優勝馬にはメジロマックイーン（1991）をはじめ、スーパークリーク（1989、1990）、ヒシアマゾン（1995）、セイウンスカイ（1998）、ツルマルツヨシ（1999）、テイエムオペラオー（2000、2001）、ナリタトップロード（2002）、スイープトウショウ（2006）、キタサンブラック（2016）、サトノダイヤモンド（2018）と、現時点で『ウマ娘』でキャラになっている馬だけでこれだけいます（笑）。
やはり格の高いＧ2なんです
毎日王冠2022 予想
私の本命は③サリオスです。正直、この実績で1番人気なの？と思ってしまいますが、仕様がありません。開幕週の広い東京コースで、持ち前の末脚を炸裂してほしいところです。ハーツクライ産駒は晩成血統な馬が多いので、この馬も前走より更に成長していると思います。
対抗は⓸ダノンザキッドにします。2歳時のホープフルＳ（Ｇ1）から約2年勝利がありませんが、終いのキレは抜群で確実に伸びてきます。主戦の川田騎手が別の馬に乗るため、鞍上が戸崎騎手に乗り替わりますが、東京コースはお手の物なので大丈夫でしょう。
▲は⑨ジャスティンカフェにします。今回は差し馬向きのレースになると考えて、今回は末脚に賭けてみたいと思います。
初陣に続き、1番人気が本命で恐縮です。ヒモとして、万が一の前残りを警戒して①②。
毎日王冠2022 結果
１着 ③サリオス（1番人気） ２着 ⑨ジャスティンカフェ（3番人気） ３着 ④ダノンザキッド（4番人気） 馬連③-⑨ 970円 三連複③④⑨ 2,110円 三連単③⑨④ 8,690円
購入5,000円（計10,000円） 払戻117,700円（計117,700円） 収支+107,700円 回収率 1177％
やりました！2戦目にして完全的中‼
人気サイドでの決着とはいえ◎▲○のワン・ツー・スリーで決まるとさすがに脳汁がこぼれそうになりました。スタート前に④ダノンザキッドがゲートを飛び出してしまい、外枠（10番の隣）での仕切り直し。
肝を冷やしましたが、再スタートではどの馬よりも好スタートを決め先行勢のすぐ後ろのいいポジションを確保。その内にはサリオス、後方にジャスティンカフェがつけて道中は進みました。1000m通過タイムは57.8秒のハイペース。
4コーナーから直線を向いて、前を行くレイパパレとダノンザキッドが先頭を捕らえ、ジャスティンカフェは大外を伸びてきます。サリオスはというと直線を向いた時点では後方から2,3番手まで下がっていました。
ゴールまで残り200ｍを切った時点でしぶとく粘るレイパパレをダノンザキッドが交わすと同時に外からジャスティンカフェが一気に2頭を抜き去ります。これで決まったかと思ったところに、ダノンとジャスティンの間を割ってサリオスが、並ぶ間もなく駆け抜けて半馬身差の完勝。
勝ちタイム1:44:1はレースレコードのおまけ付き。発送前のアクシデントはあったものの、レース展開と各馬の個性が読み切れた会心の予想で大満足です。さて、明日の京都大賞典もお楽しみに。（2022/10/09 18:30追記）
京都大賞典2022 予想
本命は⑩ヴェラアズールです。週末のお天気が雨模様なので、初めての芝コース挑戦となった4走前の淡路特別で阪神・芝2600ｍ小雨・稍重を勝利しているこの馬から行きます。この馬もまだ芝でまだ底を見せていない、これからの馬。成長分に期待です。
対抗は⑬マイネルファンロンにします。前走の宝塚記念は頑張った5着。意欲的な関西遠征に陣営の本気度が窺えます。Ｍ・デムーロ騎手との相性も良く、前走に引き続き手綱を任されましたので結果を残してくれるでしょう。
▲は④ヒンドゥタイムズにします。去勢手術明けの初戦となった前走の小倉記念は、久々も終いしっかりと伸びてきて2着。勝ち馬からは離されましたが見せ場は十分にありました。2400ｍは初めてですが、阪神実績［3-1-1-0］がありますので期待しています。
こちらは同型の先行勢が多く、波乱含みとみています。ヒモとして、万が一逃げた時の①、前総崩れを終いから驚異の末脚で今回は届くのか⑭。
京都大賞典2022 結果
１着 ⑩ヴェラアズール（2番人気） ２着 ②ボッケリーニ（1番人気） ３着 ⑪ウインマイティー（3番人気） 馬連②-⑩ 1,250円 三連複②⑩⑪ 3,000円 三連単⑩②⑪ 14,890円
購入5,000円（計15,000円） 払戻0円（計117,700円） 収支+102,700円 回収率 784％
日本一堅いG2が帰ってきましたね。1～3番人気での決着とは。。
皆さん予想がお上手です。それでも◎に指名したヴェラアズールが快勝。直線を向いて後方から1頭だけ別次元の脚で伸びてきましたね。
近くにマイネルファンロンやディアマンミノルもいたので一緒に上がってくるかと思えば全然伸びず。スタート直後から中団の内ラチ沿いの経済コースを進んだボッケリーニとウインマイティーが終い伸びて2,3着を確保。
どちらも鞍上の好騎乗だったと思います。ヒドゥンタイムズも4着よく頑張った。さて、来週はG1秋華賞です。三冠牝馬誕生となるか。お楽しみに。（2022/10/11 03:00追記）
今日の福コロ（複勝転がし）
さて、もう一つのメインコンテンツ！複勝コロガシですが、初陣で私自身が転倒・・・再び起き上がって前を向きます（キリッ！）。注）日曜日の1鞍です。
阪神12R 3歳2勝クラス ダート1200ｍ ⑩ メイショウヒヅクリ（角田晃一厩舎）角田大河
購入金額 5,000円（1回目） ⇒ × 12着 0円（失敗） 収支 －10,000円
昇級初戦となりますが、テンの脚はしっかりしており、湿って馬場でも鞍上の恵量もあり勝負できると思います。ここで勝負‼エイヤーです。
（追記）こちらはひどい有様ですね。2戦続けて2桁着順とは。。。初戦の負けを一気に取り返そうと欲をかいたのが間違いでした。そして、雨で馬場状態が変わっていくのにダートの短距離戦で勝負するのがそもそもの大間違いですね、はい。・・・以後気を付けます。
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