【独学】第一種電気工事士 一発合格ガイド 筆記・技能(実技)試験対策

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第二種電気工事士の上位資格「第一種電気工事士」

電気工事会社に勤める方はもちろん、電気関連会社やビルメンテナンス業界への就職や転職、電気工事業として独立、家庭での電気工事など幅広い分野で役に立つ資格です。

・第二種電気工事士からステップアップしたい

  • これから第一種電気工事を受験しようと思っているが合格できるか不安
  • 第一種電気工事士のおすすめの参考書が知りたい
  • 周りに経験者がいないので技能試験の練習の仕方が分からない

そんなお悩みはございませんでしょうか。

この記事では、第一種電気工事士に独学で一発合格した経験を基に試験の対策をわかりやすく解説いたします。

企業での模擬技能試験の合否判定数1300作品以上、50名以上の合格者を輩出してきた指導のプロが、安心して試験に挑めるように導きます。本ページはアフィリエイト広告を利用しています。

第一種電気工事士 試験概要

「第一種電気工事士」は一般財団法人電気技術試験センターが行う一般用電気工作物・自家用電気工作物の保安に関して必要な知識及び技能の「国家資格」です。第一種電気工事士は一般用電気工作物及び自家用電気工作物(最大電力500 キロワット未満の需要設備に限る。)の作業に従事することができます。

電気工事士

試験は、筆記試験と技能試験の2種類があります。筆記試験は毎年1回行われ、筆記試験合格者が技能試験を受験することができます。

  • 【筆記試験合格基準】合格基準点は60点以上
  • 【技能試験合格基準】欠陥がないこと

その他、試験の詳細は公式HPの試験案内をご確認下さい。

一般財団法人 電気技術者試験センター

受験者は電気工事会社やビル管理業に勤める方の割合が多いですが、一般の方も多く受験されています。

私は第二種電気工事士資格取得から2年後に受験して合格しました

第二種電気工事士資格をお持ちでない方

一般的に第二種電気工事士からのステップアップとして資格を取得する方が多いかと思います。技能試験の基本作業が身についていない方は、以下の記事をご参考に基礎力を身に付けましょう。

基本的な考え方や必要な工具が把握できます。

第二種電気工事士 筆記・技能試験の合格方法を初心者向けに徹底解説
電気系資格の登竜門といわれる「第二種電気工事士」 毎年14万人以上(直近5年平均実績)が受験する人気資格です。電気工事会社に勤める方はもちろん、電気関連会社やビルメンテナンス業界への就職や転職、電気工事業として独立、家庭での電気工事など幅広...

電工一種 独学での筆記・技能試験対策

電工一種 独学での筆記試験対策

筆記試験対策はやはり王道の過去問題集(過去問)の繰り返し学習が効果的です。すこし尖った言い方をしますと、「試験合格のためなら過去問の学習のみ」で問題ありません。

過去問題集は古いものではなく、法令改正や試験判定基準の変更がありますので、最新のものを購入しましょう。

【おすすめ参考書】

【電気書院】2022年版 第一種電気工事士項目別過去問題集 筆記試験

電工一種 独学での技能試験対策

第一種電気工事の技能試験時間は60分です。第二種電気工事士試験の試験時間40分に比べ、技能試験の時間は長くなりますが、作業量も増えますので相応の対策が必要です。第二種電気工事士の技能試験に合格できるレベルであれば、ほぼ合格可能です。

技能試験対策についても、こちらの問題をおすすめします。特に技能試験の自己採点で迷うのは「この作品は本当に欠陥はないのか」という点です。その点、こちらの参考書には作業時の欠陥写真が多数掲載されていますので、独学で自己採点する上でとても参考になります。

【おすすめ参考書】

【電気書院】2022年対応 第一種電気工事士技能試験候補問題できた!

経験に基づきおすすめする通信講座

どうしても独学で不安な方、より深い理論まで学びたい方、どの通信講座を選んで良いか分からない方は、こちらの通信講座をおすすめします。私も「第二種電気工事士」受験の際はこちらの講座を利用し一発合格しました。

【おすすめ通信講座】技術系の通信教育講座ならJTEX

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合格後の免状発行基準は?ビルメンでも実務経験になる?

合格後の免状発行には一定の基準があります。

令和3年4月1日から適用された免状の発行基準は「技能試験に合格し、かつ電気工事に関し3年以上の実務経験を有するもの」となっています。※合格前の実務経験も認められる可能性があります。

免状の発行には3年以上の実務経験が必要ですので、実務経験を満たした上で、免状の発行を申請しましょう。実務経験につきましては施設管理・ビルメンテナンス業務の経験でも、在籍している会社が電気保安業務の経験があると認め、証明書に捺印して頂ければ申請・免状取得ができます。

ビルメンテナンス・施設管理に従事する方が免状発行できるかどうかは、勤めている(勤めていた)会社の判断になりますので、一度会社に相談してみましょう。ちなみに私の勤めていた会社は現場ビルメンでも「電気工事に関する実務経験を有する」と判断し、申請書類に記入して頂けました。

実務経験のない方は、免状の発行申請はできませんが、「第一種電気工事士試験 合格者」というステータスがありますので、履歴書には胸を張って「第一種電気工事士試験 合格」と記載することができます。

合格者へのメッセージ

めでたく試験に合格出来たら、まず応援してくれた方々に感謝し、その後は電気業界の発展のために資格を生かし業務に従事して頂ければと思います。自身のため、家族のため、社会のために、今後、益々のご活躍をお祈り申し上げます。

以上最後までお読みいただきありがとうございました。

【資格取得のすゝめ】資格ゼロから24年間で44個の資格を取ったら起きた出来事
「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」 人は生まれながらに平等であるという意味で、福沢諭吉の「学問のすゝめ」からの引用です。しかし、人は生まれながらに平等とはいいつつも、運や努力次第で格差が広がっていくのが資本主義社会。 この格差を...

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