ビルメンテナンス業界で必要なパソコンスキル｜持っていると有利な資格

この記事では、ビルメンテナンス業界経験20年以上の筆者が、以下のようなお悩みを抱えている方へアドバイスをさせていただきます。

この記事を最後までご覧頂ければ、ビルメンテナンス業において必要なパソコンスキル、持っていると有利なパソコン資格、転職する上での注意点などがお分かり頂けます。

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ビルメンテナンス業におけるパソコンスキル

ビルメンテナンス業界では、未だに紙の書面を使用してやりとりしている昔ながらの会社もありますが、現場でも徐々にそりなりのパソコンスキルを求められるようになっています。

ビルメン現場でのパソコンを使用する場面は主に3点あります。

簡単な案内文書を作成したり、ビル入居者からのメールでの問い合わせに返答したり、社内システム（見積書や稟議書）を入力したりなどの場面があります。

その他にも、管理会社独自のシステム入力、ビルコンと呼ばれる中央監視システムの操作、給与システムの閲覧、営業職でしたら見積の作成、などがある場合もあります。

結論としては、特にパソコンについて難しい技術や資格は必要ありません。エクセルやワードで簡単な文書を作成したり、パソコンで文字の入力やクリック操作ができればほとんどの現場では十分です。

一般的なネットサーフィンやメールの送受信ができる程度のパソコンスキルがあれば問題ありません。

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技術評論社

前段で特にパソコンの技術は必要がないとご説明させて頂きましたが、実は全くPC操作の知識がなくても入社を希望してくる年配の方も時々見えます。

採用するビルメンテナンス会社側のギャップとして、面接で「パソコンの操作は普通にできます」と聞いていたが、採用した後に全くパソコンができないといった事例もありました。

どういうことかというと、ExcelとWordが全く使えなかった（使ったことがなかった）ということでした。

そうならないためにも、筆者からの提案として、採用する側に分かりやすい判断基準として、MOS資格を取得することを推奨させていただきます。

MOSとはマイクロソフトオフィススペシャリストのことで、WordやExcelなどOfficeソフトの操作スキルを証明することができる資格です。

資格の通信講座「ユーキャン」の情報によると一般レベルの合格率は80％以上と、比較的取得しやすく、かつ就職活動の際にアピールできるという点です。

実際、現場でMOS資格を持っている人はほとんどいません。それ故に他の方との差別化ができるMOS資格を持っていると、「おっ、すごい！」ってなります。

特にビルメンテナンス業の本社（オフィス）勤務する事務スタッフに、転職したい方にもおすすめできる資格です。

ビルメンテナンス会社に限らず採用面接でより優位に働きますよ

ユーキャンやアビバなどの通信・通学講座などを利用して受験し取得することできますが、独学でも十分に合格できるような資格です。お時間のある方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

【参考書籍】

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富士通エフ・オー・エム

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ビルメンテナンス業界での採用後に「思っていたのとちょっと違った・・・」と思ってしまう方もいるかと思いますので、最後にあえてビルメンテナンス業界の厳しい現実をお伝えさせていただきます。

私からのアドバイスとしては、会社で働く上で、ご自身の大切にするポイントを予め整理しておいた方が良いかと思います。一定以上の給与、プライベートの時間が欲しい、心理的負担が少ない、人間関係が悪くない等、何が一番で何をしたくないのか・・・。

私の経験上、一緒に働いていたメンバー、警備員さん、清掃員さん、協力会社の業者さん、入居するテナンさんなど、ビルメンテナンス業界はとても良い人ばかりでした。

ちょっと給与は低いかもしれませんが、人間関係が良好で休みも自由に取れるところにビルメンテナンス業界の良さがあると思います。一般的なパソコンスキルを身に付けてビルメンテナンス業界で働きたいと思いませんか。

以上、ビルメンテナンス業界で必要なパソコンスキルについて解説させていただきました。

最後までお読みいただきありがとうございます。