「世界の7割は海です。出かけませんか船旅へ」
このフレーズをご存じだった方は相当なクルーズマニアです。旅行会社JTBクルーズのCMキャッチコピーです。
私はクルーズ旅行が好きで、過去に飛鳥Ⅱ、にっぽん丸、ぱしふぃっくびぃなす、太平洋フェリー、さんふらわあ等、数多くの旅客船やフェリーに乗った経験があります。
そんな私が先日「伊勢湾フェリー」という旅客船に乗船しました。
上記に挙げた船と比べれば小型の船です。この記事では伊勢湾フェリーの乗り方と往復した感想をお伝えさせていただきます。本ページはアフィリエイト広告を利用しています。
伊勢湾フェリーとは
「伊勢湾フェリー」とは、伊勢湾フェリー株式会社が運航する【三重県の鳥羽】と【愛知県の渥美半島にある伊良湖】をつなぐ旅客船です。
鳥羽丸・伊勢丸・知多丸の3隻で、毎日7~13本をローテーションで運航しています。人だけでなく、車やバイクを乗せて一緒に移動できます。乗船時間は55分です。
時刻表、運賃などは公式ホームページにてご確認下さい。
2022年9月1日に運賃改定(値上げ)を実施しています。実はこちらの船、資金難で過去に何度も廃船の話題が上がっています。今回の値上げも運航維持のため仕方ない状況なのかと思います。
伊勢湾フェリーの乗り方
車も一緒に乗船する場合
フェリー乗り場へ行き列に並ぶ
車でフェリー乗り場へ行き、係員に指定された番号の列に並ぶ。よほど混雑していない限り、次に出航する便に乗れます。混雑している場合は次の次の便まで待つことになります。
チケット購入(当日購入・予約購入)
【当日購入・予約購入】
車から降りて発券窓口で乗船券を購入する。車検証が必要ですのでお忘れなくお持ちください。
前日までに電話での予約購入が可能です。乗用車で利用の方(バイク不可)は、利用日3ケ月前から前日分まで予約を受付しています。予約受付台数は各便10台です。
予約受付時間(9:00~16:00)
鳥 羽のりば TEL 0599-25-2880
伊良湖のりば TEL 0531-35-6217
今時ですが、電話のみの予約なんです。乗船券を購入したら、出港の20分前までに車に戻ります。
人のみで乗船する場合
車の場合と同様に発券窓口で乗船券を購入する。乗船開始のアナウンスがあるまで周辺で待ちます。
【乗船券】※往復
値上げ前に乗船した際の運賃ですのでご参考にして下さい。乗船は車一台と運転手含め3名です。
乗船
出港の20分前に乗船開始のアナウンスがありますので、係員の指示に従って乗船してください。前の車に付いていけば、船内で駐車場所を指定されますのでゆっくり進んでください。
停車したらエンジンを切り、パーキングブレーキを引いて、車から降りて下さい。デッキへの階段がありますのでそこを上って下さい。
船内の様子
船内の客席は自由席です。滅多に混まないので慌てて場所を取る必要はありません。
一部が有料の特別席になっていて、船内中央に特別席に上がる階段があります。特別席を利用したい場合は船内の発売機で入室券を購入します。
喫煙所はデッキ後方に一か所あります。
デッキと客席全体は動画をご参考にして頂ければと思います。
【参考動画】
乗船の感想
伊勢湾フェリーの乗船は初めてでした。
乗船は14:00頃、乗客は少なめで特に場所取りの必要もなく、好きな席に座れる状況でした。
乗客にはサーファーらしき人達が何名かいて、疲れ果ててシートに横になって寝ていました。赤羽根町のロングビーチはサーフィンで有名なので、恐らくサーフィン帰りかと思われます。何名か横になってても問題ないくらい席には余裕がありました。
比較的波は穏やかでしたので船体は大きく揺れることなく、船の乗り心地は悪くなかったです。船の中心部分の客席はエンジンのせいか微妙な振動がありました。このあたりは動画でも分かるかと思います。
久しぶりに船に乗ったので割とデッキに出て海や景色を眺めていました。運航速度はそれほど早くなく風が心地良い。クルーズ好きとしてあらためて船はいいなあと思いました。
客席はいろんな場所の座り心地を確認しました。前方、中央、後方、窓際ボックス席、一緒に行った友人に「何でうろうろしてるの?」と言われる始末。乗り心地確認中でした。
特別席は入らなかったので次回の乗船の場合は、特別席の乗り心地を確認したいと思います。
船は往路・復路とも鳥羽丸でした。せっかくなので他の船も乗ってみたかったです。そういえば、この規模も船でもちゃんと揺れ防止のスタビライザーついてるんですね。
伊勢湾フェリーから見るの景色はどれも綺麗でした。
特に復路(鳥羽→伊良湖)は最終便だったので、次第に夕日が落ちる風景はとても素敵でした。(と言いつつ、実は疲れて座っていたので友人の写真を転用します。)
以上、伊勢湾フェリーの乗り方・感想でした。
愛知県・田原市、三重県・鳥羽市へお越しの際は是非ご利用頂ければと思います。
その他、船旅の楽しさはたくさんありますので、別記事でお伝えしたいと思います。
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