メリークリスマス!皆さんはクリスマス、どこで誰とお過ごしですか?さて競馬ファンのみならず国民的行事となっている「有馬記念」です。皆さんの本命はどの馬ですか?
このブログでは2022年秋のG1シリーズ[5.1.3.5]◎単回値154円複勝率64%超の筆者が「中央競馬で行われるGⅠレース」を中心に、どの馬を選んで馬券を購入するか3頭を寸評付きでピックアップします。また、複勝コロガシにも挑戦します。
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有馬記念2022
有馬記念とは
夏の宝塚記念同様、ファン投票によって出走馬が選ばれ、その一年の中長距離で活躍した馬などが集まるグランプリレースです。年末の風物詩として普段競馬をしない人たちも「有馬記念」は参加することが多く、売り上げの最も大きいレースで、オッズ妙味も一番高いレースです。レース自体は中山芝2500mで施行され、スタートしてすぐに迎えるコーナー、小回りのコーナーを6回回り、ゴール前には急坂のあるトリッキーでタフなコースです。
そして有馬記念は、「その年の世相を表す」とも言われ、その年の一字が「金」の年には馬名に「ゴールド」が付く馬が馬券に絡んだり、「北」の年にはキタサンブラックが来たりとか所謂「世相馬券」と言われるオカルトもあります。私が体験した、最も印象に残っている「世相馬券」エピソードを紹介します。
世相馬券2001年の有馬記念
9・11アメリカ同時多発テロのあった2001年。この年の競馬界は、2000年に古馬となって無敵の強さを見せたテイエムオペラオーと、G1でそのオペラオーの2着5回、2001年の宝塚記念でようやく一矢報いたメイショウドトウが揃って迎えた引退レース。最後まで一騎打ちムードの中、私自身もこの2頭の馬連一点勝負をしていました。先にも述べたように普段競馬を買わない人も参加する有馬記念、ということで結婚したばかりの嫁にも参加してみたら?と持ち掛けて、名前だけで4頭選んでもらい、私は一点大勝負だけでしたので、軽い気持ちでその4頭の馬連BOXに乗っかりました。そして結果は、1着に菊花賞を勝ったばかりの3歳馬マンハッタンカフェ(3番人気)と2着に13番人気のアメリカンボス。そのものズバリのアメリカ関連の馬名の2頭のワンツーで決着。馬連で48,650円の高配当となり、WINSの払い戻し機の前で一万円札が沢山数えられるのを初めて経験しました。そのお金で新婚旅行にハワイ(アメリカ)に行ったのはいい思い出です。
今年の世相。サッカーワールドカップか、ロシア・ウクライナの戦争か。今年の一字は「戦」です。
有馬記念2022 予想
思い出に残る有馬記念といえば1990年ラストランを復活と共に飾ったオグリキャップ。ウマ娘のアニメでもフィーチャーされた1993年トウカイテイオー奇跡の復活、1999年のグラスワンダーとスペシャルウィークのハナ差の大接戦など多くのドラマが生まれています。近年のデータからは斤量の軽い(55kg)3歳馬や牝馬の活躍が目立っています。
◎本命は③ボルドグフーシュ
その中で、私の◎本命は③ボルドグフーシュです。今年、調教師試験を合格し、来年2月末で騎手を引退することが決まった福永騎手。重賞を通算160勝し、今年も13年連続で年間100勝以上を挙げる名騎手がこの有馬記念を未だ制覇しておらず、今年が最後のチャンスとなりました。お手馬がいない状況でしたが、菊花賞ハナ差2着のボルドグフーシュ(宮本厩舎)の直近2走の手綱を取った吉田隼人騎手が⑫ポタジェに騎乗することから、この馬の鞍上依頼が福永騎手に回ってきました。福永騎手と宮本厩舎は、奇しくもこの12月で現役を引退した宮本厩舎の看板馬クリンチャーが、厩舎として初めて有馬記念に出走した時の手綱を取っていたのが福永騎手で運命的なものを感じずにはいられません。
もちろん、ボルドグフーシュもレコード決着となった菊花賞のハナ差の2着。距離的なスタミナ面での不安もなく、調教や調教後馬体重を見る限り疲れもなく、いい調子で望めそうです。枠番の公開抽選でも本人が言っていた通り、Final、FUKUNAGAの「F」から過去最も勝ち馬が出ている3番枠を引き当てたのも、全てがドラマの筋書きのようです。
また、世相的にもこの馬を後押ししているので紹介します。まずは今年の流行語大賞の「村神様」。若き三冠王ヤクルトスワローズの村上選手の背番号は「55」。ボルドグフーシュのJRA公式の有馬記念出走馬の調教動画で着けていたゼッケンが同じ「55」。ボルドグフーシュが生まれたのが2019.3.23。これは偶然にもイクイノックスも同じ日なのですが、数字の並びを見ていただくと「2019.3.23」。そう「イクサ(戦)」です。3歳馬で3月生まれなら可能性のある話ですが、今回のメンバー中ではこの2頭だけです。
サッカーワールドカップはアルゼンチンが優勝。同代表のエース・メッシにとって5度目、自身最後となるW杯で嬉しい初優勝となりました。キーワードは「初優勝」。そして今年の秋のG1レース。スプリンターズSから昨日の中山グランドJまで11頭全ての馬がG1初制覇、つまり勝つのはG1未勝利馬。しかも、土曜日の中山GJを制したニシノデイジーの馬主・西山茂行オーナーは、宮本厩舎の奥様・有紀子夫人のOL時代の元上司でもあります。宮本厩舎の初G1制覇と福永騎手の初有馬記念制覇、そして8大競争完全制覇へのお膳立ては整いました。未だ続くコロナ過や戦争など不安の多かった2022年の年末に、そしてクリスマスプレゼントに、これ以上ない最高のドラマを期待します。
○対抗は⑨イクイノックス
○対抗は⑨イクイノックスです。データ的にも、3歳馬で1番人気も納得のこの馬は中山適性や距離適性の不安を多少言われていますが、鞍上のルメール騎手が相当な自信を持っているように見えました。状態面も不安はなさそうですし、馬券圏内には確実に来そうですし、1着の可能性も十分にあります。単勝1.5倍で断然の1番人気だったアーモンドアイ(ルメール騎手騎乗9着)でも負けることもあるのが有馬記念。
▲単穴は⑬タイトルホルダー
▲単穴は⑬タイトルホルダーです。春にG1を2勝。有馬記念と連動性の高い今年の宝塚記念は圧巻の走りでしたので昨年の5着以上の成績は確保できることでしょう。意外にもミスプロ系を父に持つ馬が有馬を一度も勝っていないという事実には驚きましたが、この馬がひょっとするとその常識の壁を越えて来るやもしれません。横山和生騎手が先週の悔しさをバネに愛馬に4つ目のG1タイトルをプレゼントすることが出来るか。
ヒモ穴候補は、⑩ジャスティンパレス、⑫ポタジェ
今回ヒモ穴候補は⑩ジャスティンパレス、⑫ポタジェを指名します。両馬共にディープインパクト産駒で有馬記念との相性も良く、ジャスティンパレスは、◎と菊花賞で差のない競馬をしていますし中山のこの舞台は合うイメージです。ポタジェは先述の福永騎手のドラマを支える名脇役ということと、星谷美緒ちゃん(ウマ娘:マヤノトップガンの中の人)の複勝指名馬なのでw。
今回の買い目は・・・
今回の買い目は◎単勝③10000円。ワイド③‐⑨⑬に各5000円。三連複1頭軸③-⑨⑩⑫⑬(6点)100円ずつ、同③⑨⑬を900円、③⑨⑩を300円、③⑩⑬を200円買い足し。三連単1着流し③⇒⑨⑩⑫⑬(12点)を100円ずつ、同③⇒⑨⑬(2点)を300円ずつ、三連単フォメ③⇒⑨⑬⇒⑨⑩⑫⑬(6点)を200円ずつ買い足し。計25000円で勝負します。
有馬記念2022 結果
1着 ⑨イクイノックス(1番人気) 2着 ③ボルドグフーシュ(6番人気) 3着 ⑤ジェラルディーナ(3番人気) 馬連 ③-⑨ 1,320円 三連複 ③-⑤-⑨ 2,520円 三連単 ⑨→③→⑤ 9,740円
購入25,000円(計95,000円) 払戻25,000円(計145,000円) 収支+50,000円 回収率 152.6%
今年のJRA総決算となるグランプリ有馬記念を制したのは、1番人気に応えて2着馬に2馬身半の差を付けて完勝した○⑨イクイノックス。2着には◎③ボルドグフーシュが入りました。福永騎手の有馬記念制覇のドラマは夢となりましたが、調教師となっていつかリベンジしてくれるでしょう。それにしても勝ったイクイノックスは4角を楽な手応えで持ったまま先団を捲るように上がっていって、その後ろをやや押しながらボルドグフーシュが上がっていって並ぼうとするも、直線を向いて一気に先頭に立って突き放しました。強いわ。最後ゴール前では流すほどの余裕まで。来年には同世代のダービー馬ドウデュースや菊花賞馬アスクビクターモアとの直接対決が今から楽しみです。2着で力を証明したボルドグフーシュも成長途上の3歳馬ですから来年の天皇賞春とか楽しみですね。これからも応援したいと思います。
今日の福コロ(複勝転がし) 2022/12/18
先週は横山和生騎手で無事にふた転がり。今週も堅実謙虚に。
中山12R キャンドルライト賞 ② イズンシーラブリー(加藤征弘厩舎)ルメール
購入金額 8,400円(3回目) ⇒○3着 x170円 ⇒ 14,280円(成功3回目)
有馬記念の次に行われる中山の最終レース。1Rにもこの馬の馬主さんの馬で勝ちが見込めそうなデイズオブドリーム(Cデムーロ騎手/加藤征弘厩舎)がスタンバイしていて勝負気配が濃厚。有馬惜敗(?)の悔しさをここで。
(追記)ペースが速いとはいえ、3角最後方だった3頭が上がり3F33秒台の脚で1.2.3着。イズンシーラブリーもゴール前でクビ差交わして3着を確保してくれました。ヒヤヒヤしました。
騎手、厩舎、馬主から勝負気配を読み取って馬券GETといきましょう!
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